虎ノ門 大坂屋砂場

「砂場」ちょっと変わった名前ですが、大坂城築城の際に砂置き場で営業していたことに由来します。初代の女将ヨソは、徳川家康と縁の深い武家、刈谷家の娘で、父は鍋島半の剣術指南役でした。
東京の砂場本家とも言える糀町七丁目砂場に養女として預けられ、明治五年、虎ノ門大坂屋砂場として現在の地に店を構えました。
当店は創業当初、幕末、明治の剣術家の山岡鉄舟らにひいきにされ、家宝の書も残されています。
現在の店舗は大正十二年、関東大震災直前に普請されたもので、ビルの立ち並ぶオフィス街における、都会のオアシスとして皆様に愛されています。


老舗の守破離

  • 当店は明治5年(1872年)に麹町7丁目砂場(砂場藤吉)から、養子だった刈谷よそ(父親は鍋島藩士)が、現在の地に独立したお店です。刈谷よその夫(稲垣音次郎)は家憲を残し、後に続く者に伝えております。その1つに 唯一心に勤めはげめて家門をおもうべし とあり継いだ者達がそれぞれに意味を捉えながら先代から暖簾をあずかり、次に渡す事を目標とし日々励んでおります。
  • 現6代目は、丁寧に大切に物を作る事・いらして頂いたお客様がご満足いただき喜んで頂ける事を大切にしております。

店舗情報


店名虎ノ門 大坂屋砂場
電話番号03-3501-9807
住所東京都港区虎ノ門1-10-6
営業時間 【月・火】 11:00~20:00
【水・木・金】 11:00~21:00
【土曜】 11:00~14:30
定休日日曜・祭日・第三土曜日
客席数54席