神田 更科

 神田錦町更科の創業は麻布永坂更科・布屋太兵衛のいとこであった初代堀井丈太郎が本店の妹かねと結婚し、神田の土地に麻布永坂更科分店、布屋丈太郎ののれんを明治の初め頃にかかげたのが最初であったと言われております。二代目亀雄は当時、数少なくなっていた手打ち蕎麦の名人として多くの老舗の蕎麦屋の主人の人達に手打の技術を広め又本店の姉寿々を嫁にする事により更科一門の中でも重要な立場をしめておりました。三代目松太郎は幼少の頃内海桂子(漫才協会会長)を子守として育った更科のサラブレットでした。

 現在数多くの歴史をふまえて古くて新しい蕎麦屋として、もう一度昔の更科の伝統を復活させようと日々努力をしております。

 更科粉を使った変り蕎麦は週変りで年間30種類ぐらい提供しております。又天ぷらも季節の物を中心に海老・穴子・ごぼう等常時5種類ほどあります。


老舗の守破離

  • 店は一軒で家族で商売をやる事。
  • 肥溜めと金はためればたまると汚くなくなるから、口がきれいで腹がきれいで、やせ我慢をしながら、江戸っ子らしく生きる事。
  • それらが商売にもあらわれるから自分自身の心持ようをしっかりする事。
  • そば・うどん以外は売らない事。

それを守りながら細々と商売をして続けていく事が大事だと思っております。型はまだ破れておりません。


店舗情報


店名神田錦町 更科
電話番号03-3294-3669
住所東京都千代田区神田錦町3-14
営業時間 【平日】 11:00~14:30 17:00~19:30(L.O.)
【土】 11:00~14:00
定休日日・祝日
客席数24席(終日禁煙)
ホームページhttp://soba-noodle-shop-732.business.site/