ヘルシーなのにうま味のしっかりある味つけは、しょうゆ合わせ米麹の得意分野。
ですから、野菜料理との相性は抜群です。
生き生きした旬の野菜のおいしさをくっきり引き立ててくれます。
たとえば、グルタミン酸の多いトマトやアボカドの脂質との相性は特筆ものですし、香りの強い香味野菜ともお互いを引き立て合ってくれます。
生野菜やサラダのドレッシングにちょっと加えるだけでもいいし、
からみがいいので炒め合わせにもOK。
野菜たっぷりのシチューに隠し味で加えるなんて使い方も、
きっと大満足いただけると思います。

魚介料理にしょうゆ合わせ米麹を使ったときに、
特筆すべきことの一つは、香りのマスキング効果。

青魚などの臭みをマスキングして、おいしさを引き出す力があります。
刺身やおすしなどにつけるしょうゆ代わりに使っても、
同様の効果とともに、うま味が生きて、おいしさが実感できるはずです。
もちろん、生魚にばかりでなく、下味を漬けて焼いたり、和風洋風さまざまなスタイルの煮魚や煮つけの味つけに使うのもおすすめです。
コクや甘みがプラスされたおいしい一品ができ上がります。

しょうゆ合わせ米麹は醸造食品のしょうゆをベースとしている発酵調味料。
なので、納豆やチーズ、塩辛、ヨーグルト、等々……、
発酵食品との相性は文句なく抜群。
相乗効果でよりうま味を感じる組み合わせを楽しめます。

発酵食品のよさは、微生物の力を借りて引き出された味のうま味や深み、熟成感。
おいしいだけではなくて、体にいいさまざまな効果があることもうれしいところですね。
豆板醤などの辛味みそ、バターや生クリームなどの乳製品との相性もいいのでぜひ試してみましょう。

しょうゆ合わせ米麹は肉料理をとってもおいしくします。
意外かもしれませんが、これはぜひ知ってほしいこと。
しょうゆ合わせ米麹を使うと、肉がやわらかくなったり、
味に深みが増したり、それでいてヘルシーにさっぱりし上がったり……
いいことばかり。

まずは、しょうゆ合わせ米麹をよくもみ込んで、
いろんな調理法で活用を。
シンプルにステーキにしたり、中華やエスニック風、さまざまな味つけで炒めたりもよし、煮込み料理のおいしさも特筆ものです。
みんなに食べさせたい、そんなレパートリーが広がります。

炊き込みごはんやチャーハンの調味料として使っても風味がでるし、
スープやそばつゆなどに加えればうま味が深まります。
パスタのソースに隠し味として加えるのもおすすめで、
特にトマトベースのソースとは好相性。
香りやうま味でひと味アクセントが加わる。
味わいに奥行きが出る。そんな効果があるのです。
お腹が空いたなあ、というときほど、
そんなおいしさがうれしくなるもの。
大好きなごはんや麺、スープにも、
しょうゆ合わせ米麹はやっぱり大活躍してくれるのです。