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主として愛知県の碧南地方の特産品。最近は関東でもつくられるようになりました。生産量は0.6%ほどです。同じ愛知県の特産品であるたまりしょうゆとは逆に、小麦が主原料で、大豆はほとんど使いません。そのため、味は淡白ながら甘味が強く、特有の香りがあります。色は、うすくちしょうゆよりさらにうすく、しょうゆ色というには程遠い黄金色をしています。"あめ色"といった方が近いかもしれません。全窒素分(うま味の目安となる)が、こいくちしょうゆの半分から1/3しかなく、コクは望めません。ですから、卓上用でなく、調理・加工専用です。 |
一般家庭にはあまり普及していませんが、色のうすさと香りを生かして、うどんのつゆや吸い物、玉子焼、なべ料理の汁、あるいは山菜おこわや茶碗蒸しの味つけなどに使われています。また、加工用として、漬け物や白焼きせんべいなどに使われています。 |
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