山口県の柳井市を中心として、九州から山陰地方にかけての特産品で、生産量は全しょうゆの0.7%ほどです。仕込むときに、食塩水の代わりに「生しょうゆ(火入れ前のしょうゆ)」を使っています。しょうゆを二度仕込む形になるので、「再仕込み(さいしこみ)」というわけです。味・色とも非常に濃厚であり、別名「甘露しょうゆ」ともいわれています。
濃厚な味を生かして、主に卓上用として使われ、刺し身、寿司、冷や奴、湯豆腐のつけじょうゆに向いています。