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毎日の献立の立て方のポイント

 
■栄養素を考えて
炭水化物…ご飯、パン、うどんなど
ビタミン/ミネラル…野菜、海藻、果物など
タンパク質…大豆、牛乳、卵、肉、魚など
育児書などに1回の目安の量について書かれていますが、1日の離乳食の中にまんべんなく取り入れていきましょう。
 
■汁物でいろいろな食材を合わせて
たくさんの食材を献立に盛り込むのは結構大変…そんなママには汁物がおすすめ。
食材を適度な大きさに切って煮込むだけなので簡単!具だけでなく汁にも栄養がいっぱいです。
だしや調味料を少し変えるだけで味のバリエーションも広がります。
 
■手づかみメニューを1品
離乳食は、心と体の食べる力を養う期間です。
手づかみ食べは、食べ物を触ったり、握ったりすることで、その固さや触感を体験し、食べ物への関心につながり、自らの意志で食べようとする行動につながる大切な行動です!
 
■食卓はカラフルに!
食材の色に注目してはどうでしょうか?色を意識すると食材の使用数やメニューのバリエーションが自ずと増えてきます。
赤ちゃんも目で見て“おいしそう”と食べることへの楽しさを感じてくれることでしょう。
 

 
■季節の食材を使いましょう
季節の食材は栄養価が高いので離乳食にもぴったりです。
特に果物は季節によってさまざまなものが出回るので、食事だけでなくおやつの時間にもおすすめです。
“酸っぱいね”“真っ赤だね”楽しい会話で赤ちゃんのご機嫌も◎
 
■とりわけ離乳食を取り入れる
「とり分け離乳食」とは、大人のメニューの調理途中のものを取り分けて作る離乳食のこと。
大人の食事と離乳食をほぼ同時に作ることができるので、食事作りが楽になります。
 
 
管理栄養士 山口 真弓さん おすすめレシピ
●豚肉とキャベツのチヂミ

 

 
お子さまの味付けはシンプルに。大人はピリ辛にして食欲を刺激!
加熱した状態で冷凍ストックOKです。
パクパク期(1歳~1歳6か月)におすすめのレシピです。
https://recipe.yamasa.com/recipes/3284
 
「とり分け離乳食」のポイントは、使用する食材、ベースの調理工程は赤ちゃんに合わせること。
辛味や刺激が強い食材や油分の多いものは避け、とり分けた後に大人用は香辛料やスパイスなどで味付けしてください。