本展ではその銅版画と共に、陽三の父と交流のあった
南画家・波多野華涯( 1 8 6 3 – 1 9 4 4 )の「蘭竹図銀屏風」を展示します。
清流と切り立つ岩に竹と春蘭をあしらった銀屏風は、黒の濃淡によって、
立ち上る霧や蘭の芳香まで表現され、臨場感をもって迫ってきます。
浜口作品における墨絵の影響は、これまで幾度となく評論家に指摘されてきました。
今回は画風を超えたさらなる繋がりを求めて、永遠の時空で響き合う二人の画家の作品、とりわけ黒の諧調をご覧いただきます。
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