■高橋 睦郎(たかはし・むつお) ’37年福岡県生まれ。’59年、21歳で処女詩集『ミノ・あたしの雄牛』を発表。’62年、福岡教育大学卒業。以後、’64年『薔薇の木・にせの恋人たち』、’65年に三島由紀夫の跋文をもつ『眠りと犯しと落下と』を刊行し、詩壇に登場。『暦の王』『鍵束』『分光器』 など多数の詩集を発表する。詩集『王国の構造』で島崎藤村記念歴程賞、詩集『兎の庭』で高見順賞を受賞。また、句作、歌作にも親しみ、句歌集『稽古飲食』で読売文学賞を受ける。能、歌舞伎、演劇にも造詣が深く、台本修辞『王女メディア』でグローバル国際交流基金山本健吉賞受賞。小説に『聖三角形』、詩論集に『恋のヒント』、ほか著書多数。また、’01年12月には高橋睦郎DRAWING展「素描の庭・素描の食卓」(東京画廊)を開催。
■日比野 克彦(ひびの・かつひこ) ’58年岐阜市生まれ。東京芸術大学大学院修了。現在、東京芸術大学美術学部先端芸術表現科助教授。’82年に第3回日本グラフィック展大賞、’83年に第30回ADC賞最高賞、’95年ベニスビエンナーレ参加、’99年度毎日デザイン賞グランプリを受賞。絵画、舞台美術、映像、パブリックアートなど、多岐にわたり活動。近年は各地で一般参加者とその地域の特性を生かしたワークショップを多く行っている。最近の活動としては、2002FIFAワールドカップTMホストシティポスター国内開催都市全10種類を制作。比野克彦展「HIBINO DATA ON OUR TIMES ~ある時代の資料としての作品たち~」’02年9月28日~11月15日 目黒区立美術館。「初めて橋の上で立ち止まったのは何処ですか?」’02年9月25日~10月20日 ヒルサイドギャラリーで開催。 |