秋の浜口陽三展 日々ぐるぐる 静物と30 の「ことば」 2016 年9月10 日(土)~ 11 月27 日(日)

展覧会情報
会期

2016 年9月10 日(土)~ 11 月27 日(日)

休館日

月曜日(9/19、10/10 は開館)、9/20(火)、10/11(火)10/16(日)
※10/16(日)はイベントのため休館いたします。( ご予約者のみ入館いただけます)
※11/20(日)は体験教室のため1階展示室が観賞しにくくなります。
※休館日、開館時間、出品作品等は都合により変更する場合がございます。 

開館時間

平日11:00 ~ 17:00 土日祝10:00 ~ 17:00 ( 最終入館16:30 まで)
[ ナイトミュージアム:会期中、第1・3 金曜は20:00 まで開館、最終入館19:30]
* 第1・3 金曜…9/16、10/7、10/21、11/4、11/18 の5 日間

入館料

大人 600 円 大学・高校生 400 円 中学生以下 無料

展覧会関連イベント

●講演会とコンサート 「日本の7つの小さなイメージ」(1917年発表)ジョルジュ・ミゴ作曲 

20世紀初頭、フランスでは日本の短詩(和歌や俳句)への関心が高まり、それをもとにした音楽も生まれました。今回の演奏会ではそのひとつ、国内で見つかった幻の歌曲を紹介します。
万葉集や俳句の翻訳をテクストとした作品で、作曲家はフォーレの流れを汲みます。はじめにミゴの音楽と日仏文化の相互交流について、フランス文学者の柏倉氏にお話いただきます。浜口陽三の絵画と文学と音楽のハーモニーです。
講演:柏倉康夫(放送大学名誉教授)

ソプラノ: 柴田卯美(武蔵野音楽大学声楽科卒業)
ピアノ:酒向紗弓(武蔵野音楽大学ピアノ科卒業)

日時:10月16日(日) 14:00~17:00
(講演会45分、演奏30分、お茶会と、自由鑑賞)
定員:60名
参加費:1000円(入館料含む)
申 込:9月14日(水)12:00より電話にて受付開始(先着順)

●銅版画・モノクロームメゾチント体験教室

1回の実習で製版から刷りまで行い、ポストカード大の作品を完成させます。
初めての方でも無理なく参加いただける、初心者向けの教室です。

講 師:江本 創(アーティスト)
日 時:【A】11/20(日)【B】11/21(月) 時間はいずれも14:00~17:00
定 員:各回12名
持ち物:下絵(サイズ12×7.5㎝)、汚れてもよい服装またはエプロン
参加費:入館料+1800円(材料費込)
申 込:9月27日(火)12:00より電話にて受付開始 (先着順)
※11/21(月)は休館日ですが、参加の方は展覧会をご覧いただけます。
※申込は初めての方優先となります。
※お申込み後、開催直前でのキャンセルはご遠慮ください。

●ナイトミュージアム 第1・3金曜日は夜8時まで開館

ご好評につき、ナイトミュージアムを再び開催いたします。本展覧会中、第1・3金曜日は20:00まで延長して開館。お仕事帰り、学校のあとにもゆっくり美術館を楽しんでいただけます。
*第1・3金曜…9/16、10/7、10/21、11/4、11/18の5日間
*最終入館、カフェラストオーダーともに19:30

この秋は銅版画と「ことば」による展覧会を開催します。

浜口陽三の銅版画はさくらんぼや毛糸など身近な静物をモチーフとし、二〇世紀後半にはフランスをはじめ多くの国で高い評価を受けました。さりげなく静かで深い佇まいの作品は、言葉や文化の違いを越えて広く感銘を与えてくれます。

ここに浜口作品と並べて紹介する「ことば」は、詩、短歌、俳句、落語、伝承あそびなど様々です。「ことば」によって作品が明るく輝いたり、モチーフがつぶやき始めたりと表情の変化する浜口作品が、見どころです。

絵と「ことば」が醸し出す世界を存分にご鑑賞ください。自分ならどんな「ことば」を添えたいか、ご自身の展示空間を空想しながらご覧いただければ幸いです。

多くの詩人たちとお仕事をされてきた編集者の金井ゆり子氏に遊びゴコロ満載で選んでいただいた、銅版画五十点、「ことば」三十点の構成です。

1/4のレモン 1976年 浜口陽三 カラ―メゾチント 15.5×15.3cm

朱色の蝶 1979年 浜口陽三 カラ―メゾチント 14.7×5.7cm

浜口作品とともに詩を並べて展示

地下会場風景


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