展覧会情報 | |
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会期 | 2014年10月11日(土)~12月23日(火・祝) |
休館日 | 月曜日(10/13、11/3、11/24は開館)、10/14(火)、11/4(火)、11/25(火) |
開館時間 | 11:00~17:00(最終入館16:30。土日祝は10:00開館。) |
入館料 | 大人600円 大学・高校生400円 中学生以下無料 |
17世紀にオランダで発明されたメゾチント技法が、芸術表現として今日に至る流れを、色彩版画に限定して、貴重な画像と共に解説していただきます。講演者は、2012年にイギリスで刊行された銅版画技法史の著者であり、展覧会顧問のステインマン氏です。
講師:アド・ステインマン Ad Stijnman(版画家、版画技法史家)
日時:10月20日(月) 講演17:00~(90分ほど)講演後に自由参加のお茶会がございます。
定員:50人
参加費:入館料+200円
申込方法:9月24日(水)11:00より電話にて申込。(先着順)
オリジナルの模様を考え、消しゴムハンコでポストカードをつくります。完成したカードはクリスマスや年賀状につかってみてはいかがでしょう。
講師:岡理恵子(点と線模様製作所、テキスタイル作家)
日時:10月27日(月)
【午前の回】10:30~12:30 【午後の回】14:30~16:30
定員:各回10人
参加費:入館料+1200円(材料費)
持ち物:事前に考えた図案を2種*、筆記用具、はさみ、カッター
*(7×10cmの四角い枠の中に濃いめの鉛筆で描いてください。木でも鳥でも、おうちでもなんでも良いです。)
申込方法:9月24日(水)11:00より電話にて申込。(先着順)
写真や身の回りにある紙を少し加工して味わいのある色を引き出し、木製パネルの裏表にコラージュします。壁にかけて飾っても、裏返してトレイとして使っても素敵です。
講師:井上陽子(イラストレーター)
日時:11月29日(土)
【午前の回】10:30~12:30 【午後の回】14:30~16:30
定員:各回8人
参加費:入館料+1900円(材料費)
持ち物:はさみ、カッター、カッターマット、定規、筆記用具
申込方法:9月24日(水)11:00より電話にて申込。(先着順)
日本を代表する写真家の一人、植田正治(1913-2000年)はメゾチントの深い黒に魅了され、写真に取り入れようとしていました。植田正治の孫であり、その作品づくりを近くで体感してきた増谷氏に、スライドを見ながらお話いただきます。
講師:増谷寛(植田正治事務所)
日時:12月6日(土)17:30~18:30
定員:50人
参加費:入館料+200円
申込方法:9月24日(水)11:00より電話にて申込。(先着順)
1回の実習で製版から刷りまでを行ない、ポストカードサイズの作品を完成させます。初めての方でも無理なく参加いただける、初心者向けの教室です。
講師:江本創(アーティスト)
日時:①11月3日(月・祝)14:00~17:00
②11月4日(火)14:00~17:00
③11月24日(月・祝)14:00~17:00
④11月25日(火)14:00~17:00
※教室の内容は全て同じです。②④は休館日での開催ですが、参加者のみ展覧会をご欄いただけます。
参加費:≪初心者コース≫入館料+1800円(材料費込み)
≪経験者コース ※当館のメゾチント教室に参加された事がある方≫入館料+500円(メゾチントプレート代別途1000円)
定員:18名
持ち物:下絵(サイズ12×7.5cm)、汚れても良い服装またはエプロン
申込方法:10月15日(水)11:00より電話にて受付。(先着順)
ごあいさつ
20世紀半ばに世界的に活躍した芸術家・浜口陽三と、現代作家12人の展覧会です。
タイトルの「MEZZOTINT:メゾチント」は、手工芸的な緻密さで、ビロードのような色を生みだす17世紀以来の銅版画技法を指します。音楽ならバロックの時代に発明されたこの技法を用いて、はるかな色を求めて制作する人々が今も世界中にいます。
この国際メゾチント展は、3年前にスタートした作家主導の巡回展で、国内では作品のほとんどが初公開です。夢、風景、抽象理念など、様々なテーマを深い色味と肌合いで表現し、まるで扉をひとつくぐり抜けて、奥の世界へといざなわれるようです。本展は、ラトビア、ポーランド、中国を回り、これから北欧へ巡回します。メゾチントに色彩を持ち込んだ開拓者、浜口陽三の作品と共に、現代の先鋭のメゾチントを9カ国13名約60点で構成します。展覧会の顧問には参加作家でもあるステインマン氏を迎え、図録に歴史解説を書き下ろしてもらいました。
(チラシに記載がありませんが、当初ラトビア会場のみ参加予定だった、ヴィヤ・セルミンス(Vija CELMINS)のメゾチント作品を、本展覧会でも一点展示することになりました。)
出品作家(出身国/居住国)
范 敏(中国)Fan Min 1963-/浜西 勝則(日本)Katsunori Hamanishi 1949-/ヤロスワフ・イェンドゥジェヨフスキ(ポーランド)Jarosław Jędrzejowski 1975-/黒柳 正孝(日本)Masataka Kuroyanagi 1961-/クリストファー・ノヴィツキ(アメリカ/ポーランド)Christopher Nowicki 1950-/ユリス・ペトラッシュケヴィチュース(ラトビア)Juris Petraškevičs 1953-/アンッティ・ラタラハティ(フィンランド)Antti Ratalahti 1964-/グンタース・シェティンシュ(ラトビア)Guntars Sietiņš 1962-/アド・ステインマン(オランダ)Ad Stijnman 1957-/ユッカ・ヴァンッティネン(フィンランド/スウェーデン)Jukka Vänttinen 1954-/マイラ・ゼネリ(アルバニア/ドイツ)Majla Zeneli 1980-
ヴィヤ・セルミンス(ラトビア/アメリカ)Vija CELMINS 1938-
浜口 陽三 (日本/フランスとアメリカ)Yozo Hamaguchi 1909-2000