展覧会情報 | |
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会期 | 2024年9月14日(土)~12月15日(日) |
開館時間 | 11:00〜17:00 土日祝は10:00~(最終入館閉館30分前) |
入館料 | 大人 600円 大学、高校生 400円 中学生以下 無料 |
技法確立までの簡単な過程や、武蔵野市吉祥寺美術館からお借りした浜口陽三の彫った銅版(原版)も紹介します。光の加減でしか見えないほどの微かな彫り具合です。
初心者向けの「刷り」のワークショップ。色の重なりを楽しみます。9月17日(火)12:00より電話にて先着順
※電話は開館時間のみ受付です。
ご希望の日時をお伝えください。
会期中の水曜と土曜の午後、①13:00~②14:30~③16:00~
所要時間:約60分、材料費1200円
★11/9はトークイベント開催のため中止しております
版画工房カワラボ!の河原正弘氏に浜口陽三の版を見ながら、
色や技法について語っていただきます。
開催日時:11月9日(土) 14:30~
参加費:入館料のみ 定員:45名(先着順)
誰も見たことのなかった色合いをこの世界に生み出す。
それは芸術家の見果てぬ夢に違いありません。
2 0 世紀後半、浜口陽三は、銅版画によって成し遂げました。
それは闇から浮かぶ、柔らかな色彩でした。
この展覧会では、浜口陽三の銅版画と共に、
その色を生む技法について映像と刷りの体験で紹介します。
現実の世界にはありそうでない色を、ゆっくりとご覧ください。
展覧会アドバイス:中林 忠良(東京藝術大学名誉教授)
★カラーメゾチント
メゾチントは17世紀にオランダで発明された印刷技術。黒の濃淡を彫り加減で表現します。カラーメゾチントは、黄、赤、青、黒のメゾチントによる版を作り、刷り重ねて作る方法。最小限の色数で、すべての色彩を、やわらかな質感で表現します。
★浜口陽三
1 9 0 9 年和歌山県生まれ。1 9 3 0 年、東京美術学校の彫塑科を2 年で中退し、フランスに渡る。第二次世界大戦勃発により帰国する1939年秋まで、現地で油彩、水彩、版画を制作。1950年頃から東京で銅版画に本格的に取り組み、1953年に再びパリに赴く。1955年頃、銅版画の新しい技法、カラーメゾチントを開拓し、その技法を使った作品により、国際コンクールで次々と受賞歴を重ねて活躍。1981年サンフランシスコに移住し1996年に帰国。2000年逝去。
※会場内では3つの映像を放映します。それぞれ約22分、14分、39分。