浜口陽三銅版画展 少年の日の夢 2011年12月6日(火)~2012年2月29日(水)

展覧会情報
会期

2011年12月6日(火)~2012年2月29日(水)

入館料

大人600円 大学・高校生400円 中・小学生200円

休館日

月曜日(1/9 は開館)、1/10(火)、冬期休館12/26(月)~ 1/6(金)

開館時間

11:00~17:00(最終入館16:30 土日祝は10:00開館)

展覧会関連イベント

モノクロームメゾチント体験教室

日時:12 月10 日(土) 14:00-17:00
講師:江本創(アーティスト)
定員:18名(抽選) 参加費:1800円+入館料
申込:往復はがきで申込み後抽選
モノクロームメゾチント技法を使って製版から刷りまでを行う、初心者向けの体験教室です。1回の教室でポストカード大の作品を完成させます。

銅版画自由教室

日時:12 月11 日(日) 14:00-17:00
ミュゼで体験教室に参加したことがある方限定の教室です。制作の場所を提供いたします。(※技法はモノクロームに限ります。)
定員:15 名 参加費:500 円+ 入館料

浜口陽三は、20世紀を代表する版画家の1人です。
1950年代にフランスに渡ってカラーメゾチントという新しい銅版画の技法を編み出し、この技法を用いた作品によって世界的なコンクールで次々と大賞を獲得しました。

見る人がすっと包み込まれるような、静謐さをたたえた作品は今でも世界中に知られています。
冬のコレクション展では、浜口陽三の銅版画を紹介するほか、少年時代の絵画類を展示します。

千葉県銚子市で育った浜口は、「大きな絵より、小さくても真実の絵を描きたい」と小学校の絵の先生に語ったそうです。
現存する絵は、水彩や色鉛筆のドローイングで、題材の多くは身近な静物や風景です。中には大正のモダンな風俗を感じさせるモチーフもあり、後の銅版画に通じるような特色も見出せます。
未来のある少年の目に重ねるようにしてご鑑賞ください。

小学校時代の作品は25 点ずつ前期、後期に分けて展示します。銅版画約50点と、芸大時代の油彩1 点、最晩年に描いた「かもめ」の油彩(未完成)を展示します。

※2011 年は、南桂子生誕100 年を記念して、南桂子銅版画作品も10 点展示します。


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