イベント情報 | |
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講師 | 戸田晶子 (ガラス作家) |
日時 | 4月22日(土) |
定員 | 各回12名 |
参加費 | 3200円(入館料・材料費含む)、グラスの着払い手数料が別途かかります |
持ち物 | エプロン |
グラスに彩色されたエナメルを彫って模様を描きます。かりかりと描く手作業による線は南桂子の銅版画にも通じるあじわいです。土台となるグラスは講師の戸田晶子さんに制作いただくオリジナルです。グラスは後日「焼き付け」して発送します。
「南桂子銅版画展 花かごを抱えて」の関連イベントとしてワークショップを開催。今回はガラス作家の戸田晶子先生を講師にお招きして、グラスのエナメル絵付けをしました。エナメルを彫るように描く繊細な線は、南桂子の銅版画に通じます。その様子を一部ご紹介します。
ぽってりとした形がやさしい今回のためのオリジナルグラス(エナメルが塗られています)。はじめに南桂子の銅版画をじっくり鑑賞しイメージをふくらませます。 |
エナメル部分を竹串などで削るように描く様子は銅版画に通じます。繊細な線はやわらかい印象に、太い線は力強い印象に。線の描き方に、それぞれの個性が光ります。 |
今回ご参加いただいた方のほとんどが、グラスのエナメル絵付けは初めて。悩んだときは講師の戸田先生が一人一人の意向を聞きながらアドバイスしてくださいました。 |
「平面ではなく曲面に絵柄を描くところがむずかしい反面、思わぬ効果を生むこともわかり、おもしろい」という声もありました。 |
↑思う存分悩みながら、自分だけの街並みや池を描いている小学生の作品です。南桂子の銅版画の細かさに特に魅かれたそう。 |
描いた絵柄が光をうけて机にうつる影も素敵に見えます。グラスは後日、戸田先生が焼き付けの工程を経たのち、皆様へお届けします。どうぞお楽しみに! |