美術館通信 vol.54 ワークショップ「かたちを見つめる」 2018年10月14日(日)

イベント情報
講師

盛谷嘉主輔(写真家、
公益社団法人 日本写真家協会(JPS)正会員)

イベント内容

*フォトグラム・ワークショップ*
カメラを使わない写真。印画紙の上に直接物を置いて感光させ、イメージをつくる「フォトグラム」のワークショップです。光と影のかたちや輪郭の面白さを探してみましょう。

日時

2018年10月14日(日)
【午前】11:00~12:30
【午後】14:00~15:30

定員

各回10名

持ち物

エプロンまたは汚れても良い服装、タオル、
モチーフ(なまもの以外)

参加費

1,000円(材料費込み)

終了しました

面白いかたちの輪郭。光を通すもの、通さないもの。一瞬の光で感光した画面にあらわれる、思いもよらないかたちを見つめます。


  

秋の休館中を利用し、浜口陽三作品に響くイベントの時間を設けました。
そのひとつとして10月14日(日)に「かたちを見つめる(フォトグラム・ワークショップ)」を開催しました。
講師には盛谷嘉主輔先生をお迎えしました。
フォトグラムとは、印画紙の上に直接物を置いて感光させ、イメージをつくる写真技法です。カメラを使用せず、暗室で制作を行います。

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モチーフを感光する作業は、懐中電灯の光をほんの一瞬印画紙に当てるだけで終わってしまいます。
その際につくられた画面は現像するまで確認できないため、参加者の皆さんはモチーフの選び方や配置、光の当て方など様々な要素に工夫を凝らして制作を行いました。
光を当てる距離や方向によって、印画紙に現れる黒色の濃淡や、モチーフの輪郭のぼやけ方が全く異なります。
ドライフラワーやプラスチック製の入れものなど、持ち寄られたモチーフは身の回りにあるものが大多数でしたが、完成した作品は本来のモチーフと違った印象を表し、それぞれに新しい発見がありました。
(午前と午後の2回のうちの一部を写真でご紹介いたします)



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