イベント情報 | |
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講師 | 西村真人 |
日時 | 7/19(火) |
定員 | 各回10名 |
参加費 | 2800円(入館料・材料費込) |
持ち物 | 汚れてもよい服装またはエプロン |
南桂子作品に出てくるモチーフを元に、色や形の異なる小さな木片を組み合わせて
つくる寄せ木のワークショップ。
ブローチ、キーホルダー、ピアスのいずれかを選べます。
小学生以下のお子様の参加も歓迎です。(要大人同伴)
「南桂子展 風のあわいに 小川イチの作品と共に」の関連イベントとしてワークショップを開催。南桂子の作品は細かい線や点を組合せてモザイクのように表現している部分があります。また、50年代~60年代、初期の作品はベージュや茶色系が多く、木の持つやさしい色調と共通するような部分があるように感じます。このワークショップでは木工ブランド「ぶち木工」主宰の西村真人先生を講師にお招きし、たくさんの木片を自由に組み合わせてアクセサリーの制作をしました。その様子を一部ご紹介します。
1. まずはたくさんの木片の中から自分の好きなパーツを探し出し、組合せて形を考えます。「今回ご用意した木片の95%くらいは木の名前が分かります」と講師の西村さん、色とりどりの木片はすべて天然な色です、木の種類によってこれだけ色が違うのは驚きですね。気温の高い地域の木ほど色が濃いんだそう。 |
2. 皆さん木片選びに夢中です、色、形、サイズの異なる木片から何かモチーフをイメージして形を作る方や、気にいった木片を集めてから組み合わせを考える方、それぞれです。木片の山を触っているうちにどんなアクセサリーを作ろうかどんどん想像が膨らんで、まるで宝探しのようです。 |
3. 貼り合わせたい木の接着面にボンドを塗ります、きれいに接着するコツは水平な所に置きながらぐっと圧着すること、誤って作業台に貼りつかないようボンドのつけすぎに注意します。立体的な作品を作る方もいらっしゃいました。 |
4. ピアス、イヤリング、キーホルダー、ブローチの中からつけたいパーツを選びます。取り付け作業は講師の西村さんにお願いします。パーツを付ける箇所にやすりをかけて電動ドリルで穴をあけパーツを取り付けて下さいました。 |
5. 木の接着部分の凹凸や角をやすりで削ります、濃い色の木をやすって出た粉が白い木の表面についてしまうと目立ってしまうので、そうならないよう気を付けながら丁寧にやすります。やすりがけによって手触りも見た目の印象も優しくなりました。 |
6. くるみの実をローストして作ったオイルを塗ります、それまで白っぽかった木が水でぬらしたような色になりました、木の色の良さが更に引き立ちます。「木に油をしみこませることによって汚れを防ぐことができる」と講師の西村さん、ちなみにこのオイルは食べられるんだそうです、子供でも安心して作業出来ますね。 |
7. 最後はみなさんの作ったアクセサリーの観賞会、みなさん木の色や形の違いを存分に楽しんだようです。南桂子作品のモチーフにでてくる魚や鳥をイメージしてアクセサリーを作っている方もいました、シンプルな木片の組み合わせでも表現は無限大です。 |