exhibitions

This is an exhibition of Yozo Hamaguchi’s copper-plate prints focusing on delicate colors.   After the World War II, Yozo Hamaguchi (1909-2000) settled in Paris and started copper-plate printing in earnest, and soon became an artist internationally appreciated.  It is known that Hamaguchi acquired by himself the technique of copper-plate printing, “mezzotint”, which expresses tints…

In this autumn, an exhibition of copper-plate prints and “words” is held. The motifs of copper-plate prints of Yozo Hamaguchi are familiar still lifes, such as cherries or woolen yarn, etc., and at the latter part of 20th century, his works became highly evaluated in many countries including France.  Casual, quiet and deep appearance of…

This is an exhibition of Keiko Minami (1911-2004), a copper-plate engraver who is in the spotlight in recent years in Japan.  Her works bring back slight loneliness and nostalgia for childhood to many people.  Her main motifs are trees, birds or girls which exist in the boundless sky.  They just exist there, without giving specific…

Red and Black・Attraction of Colors Sunday, 7 Feb - Sunday, 8 May 2016

Yozo Hamaguchi (1909-2000) is one of the leading copper-plate engravers in the 20th century. After the World War II, he was engaged in copper-plate engraving in earnest, and searched for mezzotint techniques through self-study. The mezzotint technique is called Manière Noir in French, meaning “black manner”, and he is the one and only artist who…

4 month in Paris HAMAGUCHI Yozo & AKIYAMA Shotaro October 10, 2015 - January 24, 2016

人物ポートレートやライフワーク「花」をはじめ、独特の叙情的作風で写真界の第一線で活躍した秋山庄太郎(1920‒2003)。同氏は40歳の年、順風満帆だった仕事を整理し、ヨーロッパ外遊に出かける決意をします。そして1960年2月からの4ヵ月間、行く先々で風景や芸術家の肖像などをフィルムにおさめました。美しきものを写しとめる、という独自の美学に基づいた写真には一瞬のドラマがあり、被写体も風も光もまるでその1シーンのために存在するかのようです。

本展では、秋山庄太郎写真芸術館の全面的な協力を得て、残されたフィルムから、パリやヴェネチアの写真、資料など50点ほどを紹介いたします(前後期で展示替)。多くが初公開です。浜口陽三の銅版画については、秋山氏が所蔵していた中より特にお気に入りだったという「4つのさくらんぼ」を含む3点と、ヴェネチア・ビエンナーレ出品作を中心に約30点を展示いたします。

MINAMI Keiko Exhibition Sanpomichi July 18, 2015 - September 23, 2015

南桂子銅版画展 散歩道   南桂子(1911-2004)は富山県に生まれ、高等女学校時代から絵画や詩作を試みました。戦後、東京で油彩を発表していた頃に浜口陽三(1909-2000)を通じて銅版画の面白さを知り、1953年にフランスへ旅立ちます。それからパリで約30年、その後サンフランシスコに渡って15年制作し、数々の銅版画作品を生み出しました。叙情的な作品は、ユニセフの発行物に採用されるなど、今なお世界中の人々に愛されています。 南桂子の作品には、森や木々が繰り返し登場します。レースのような線でつづられた森、はしご状の林、音符のように実ったさくらんぼ。このような抽象を交えた形の面白さに加え、銅版画ならではの丹念な手仕事による淡い光の表現も、作品の魅力のひとつです。その光に包まれて森の情景に不思議な奥行きが生まれ、物語世界がはじまります。 今回の展覧会は、その森の小さな葉っぱや小鳥たちが主人公です。技法の解説や、細部を拡大したカードを見ていただき、作品の中に入り込むお手伝いをいたします。繊細な情景の中をこころゆくまで散策し、ささやかなモチーフから物語を想像しながらご覧ください。 南桂子の銅版画約50点と併せて、浜口陽三の銅版画約10点を展示します。    

浜口陽三・丹阿弥丹波子の銅版画作品を、画家・詩人の大岡亜紀の詩と共に鑑賞する展覧会です。二人は表現の方向性は異なりながらも、同じ技法を用いて澄んだ境地を得た銅版画家です。銅を刻むひたむきな作業から、偽りのない光や命を生みだします。果物や花はスケッチではなく、時を重ねて生み出す心のかたち、結晶です。本展では、丹阿弥丹波子作品に貫かれる強い力を、大岡亜紀が詩に歌いあげます。

Sense modern January 10, 2015 - March 22, 2015

「メゾチントの巨匠」と呼ばれた浜口陽三(1909-2000)は、生涯でおよそ200点にのぼる版画を制作しました。長らくパリで制作していた浜口の作品は、今なおモダンで美しく、その卓越したセンスに驚かされます。当時廃れていた銅版画メゾチント技法を独自に探求し、“目立て”に始まる手間のかかる作業を、気の遠くなるような精度、細やかさで重ねる事ができた、浜口ならではの表現と言えるでしょう。本展では、浜口の初めてのカラーメゾチント作品『うさぎ』の他、約60点を展示いたします。

TIME OF THE MEZZOTINT COLORS BEYOND THE STARS 2014年10月11日(土)~12月23日(火・祝)

20世紀半ばに世界的に活躍した芸術家・浜口陽三と、現代作家11人の展覧会です。
この国際メゾチント展は、3年前にスタートした作家主導の巡回展で、国内では作品のほとんどが初公開です。夢、風景、抽象理念など、様々なテーマを深い色味と肌合いで表現し、まるで扉をひとつくぐり抜けて、奥の世界へといざなわれるようです。メゾチントに色彩を持ち込んだ開拓者、浜口陽三の作品と共に、現代の先鋭のメゾチントを8カ国12名約60点で構成します。

●出品作家(出身国/居住国)
范敏(中国)浜西勝則(日本)ヤロスワフ・イェンドゥジェヨフスキ(ポーランド)黒柳正孝(日本)クリストファー・ノヴィツキ(アメリカ/ポーランド)ユリス・ペトラッシュケヴィチュース(ラトビア)アンッティ・ラタラハティ(フィンランド)グンタース・シェティンシュ(ラトビア)アド・ステインマン(オランダ)ユッカ・ヴァンッティネン(フィンランド/スウェーデン)マイラ・ゼネリ(アルバニア/ドイツ)
浜口 陽三 (日本/フランスとアメリカ)

南桂子展 ノスタルジア 2014年4月26日(土)~6月1日(日)

いつかどこかで見たような、なつかしくて不思議な風景――。
銅版画家、南桂子(1911-2004)の展覧会です。

本展では3 月に筑摩書房より出版される『船の旅 詩と童話と銅版画 南桂子の世界』に掲載された作品を中心に展示します。銅版画約50 点をはじめ、初公開のペン画を含む小作品、スケッチブックに残されたユニークなドローイングの数々も紹介します。洗練された銅版画と共に、創造の源泉にある南桂子の豊かな感性を発見してください。


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