「たっきーママ」こと奥田和美さんは、2009年にブログ「たっきーママの＠Happy Kitchen」を開始し、現在月間300万アクセスを集める人気料理家。アイディアあふれるレシピは、どれも簡単でおいしいと大好評。そこには、毎日のごはん作りの「めんどくさい」をなくすことで、料理を作る人の気持ちが少しでもラクになるようにとの気持ちをこめてレシピを考案する、奥田さんの想いがあります。

手間をかけず簡単で、頑張らずに作ったものに限って「おいしいね！」とほめられる

——今まで数々のレシピを作られてきた奥田さんですが、その中でご家族や友人に「ほめられたレシピ」の共通点はなんでしょうか？

「そうですね、こちらが聞かずとも自然と「おいしいね」と言ってくれる時の共通点を考えてみると、手間をかけず簡単で、頑張らずに作った時かもしれない、ということに気づきました。

人はお腹を空かせている時に時間がかかって待たされるとイライラしがちなものですし、いざ食べても味は二の次。お腹が満たされたら何でも同じになってしまうからか、こちらから尋ねないと「おいしい」という言葉は出てきづらいように感じます。

時間をかけて頑張って作ったものには「頑張ったんだから、ほめてほしい」という下心がどこかにあり「どう？」「おいしい？」とグイグイしてしまいます（笑）

ささっと作ったもの、簡単に頑張らずに作ったものに限って「おいしいね！」とほめられるのはそのせいかもしれません。

「今回の「ヤマサ ぱぱっとちゃんと これ!うま!!つゆ」についてもそうです。
本当に何の労力も使っていないのにも関わらず「おいしい！」と言われてびっくりしました。

先日は、お豆腐に「ヤマサ ぱぱっとちゃんと これ!うま!!つゆ」をかけただけなのに、
「なにこれ、卵豆腐みたい！おいしい！」と家族からほめられたり、鍋のつゆ代わりに入れるだけで「今日のお出汁おいしい」と言われたり。私の住んでいる関西は出汁文化なので、出汁の味には特に敏感なんです。」

「ほめられシピ」のコツ

「ほめられるコツとしては、「ひと手間」「意外性」「見た目」ではないかと思います。だからと言って本当にひと工夫する必要はなく、「ひと手間かけてる風」でいいんです。

例えば、「ひと手間かけてしっかり出汁が染みてる風」や、この調理にまさかの食材・調味料を合わせるという「意外性」、そして盛り付けの美しさ。それでいて、おいしければ驚きと共にほめられるということが多いように感じます。

いつもの味と盛り付けでも、おそらく心の中ではおいしいと思ってくれていても、わざわざ口には出さないと思うんですが、このコツを意識するだけで「あれ？今日出汁がよく効いてるね」、「味がすごくよく染みてるね」とか、「この組み合わせは意外で味が想像つかなかったけどおいしいね」などとなる気がします。

そして、どんなにおいしい物を作っても盛り付けが良くないと、おいしさも半減します。綺麗にコーディネートとまではいかなくても、バランスよく盛り付けたり、彩りを添えるだけでもほめられる要因につながると思います。

「ヤマサ ぱぱっとちゃんと これ!うま!!つゆ」を使ったレシピ

——今回、炊き込みご飯とパスタの2品を考案いただきましたが、使い勝手はいかがでしたか？

「「これ!うま!!つゆ」は、だしのうま味に加えて、甘みや塩味、コクなど必要な味わいがギュっと凝縮されていて、1本で色々と使えるのが本当に便利ですね。

「包丁いらず！ベーコンとコーンのうまつゆ炊き込みご飯」も、通常はしょうゆ・みりん・だし・酒など色々調味料を入れなければいけませんが、「これ!うま!!つゆ」ならこれ1本にお任せです。

■包丁いらず！ベーコンとコーンのうまつゆ炊き込みご飯

具だくさんの洋風炊き込みご飯は、子供から大人にまで喜ばれる一品。

「バター和風パスタ」は、耐熱器に入れたパスタに「これ!うま!!つゆ」とオリーブオイル、水を入れてレンジ加熱するのですが、麺にしっかり味が浸透し、食感ももちもちに仕上がります。とても手軽ですが、ご家族にも喜ばれる“ほめられシピ”だと思います。

「ヤマサ ぱぱっとちゃんと これ!うま!!つゆ」×バターの組み合わせはとても相性が良いと感じましたが、他にも牛乳やホワイトソースなどの乳製品ともよく合うのではと思います。」

■バター和風パスタ

パスタに熱を入れる時間を短縮する上に、もちもち食感がワンランクアップおいしさに。

料理を作り慣れている方にも

——普段から料理を作り慣れている方にはどんな使い勝手の良さがあるでしょうか？

「これ!うま!!つゆ」は1本で味が決まるのはもちろんですが、全てがいわゆる「めんつゆ味」にならず、それぞれの食材の味がきちんと感じられるのも大きな特徴だと思います。

料理を作り慣れている方には、調味料などの味でごまかさず、素材の味をきちんと活かしながら作りたいという声も多く聞きますが、そういった方にもおすすめです。

私は普段から、作りやすいレシピであること、そしてひとつの調味料を色々な料理に使い回せる提案を心がけ、みなさんのお役に立ちたいと思いながらレシピを考えています。

これからも、1本で万能な「ヤマサ ぱぱっとちゃんと これ!うま!!つゆ」のレシピをはじめ、みなさんに求められているものをたくさん発信していけたらと思っていますので、是非“ほめられシピ”のコツを抑えつつ、手間をかけず簡単に、頑張らずに料理を楽しんでもらえたら嬉しいです。」