たけのこの旬は3〜5月。たけのこは竹の地下茎から伸びた若い竹を『竹の子ども』つまり「竹の子」と呼びます。たけのこは成長が早く地面に芽を出すとあっと(一旬)いう間にのびて竹になってしまうことから、「筍」とも書くそうです。私たちがいつも口にしているたけのこは孟宗竹(もうそうちく)。日本の竹の中でも形が大きく、出回る時期も一番早く出回ります。
写真は土から顔をだしたばかりの孟宗竹を早掘りしたものです。
掘りたてのものはあくが少なく、生食できますが、掘ってから時間がたつほどあくが強くかたくなっていきます。店頭で売られているものは購入したらすぐに茹でたほうが良いでしょう。そのまま置いておくと硬くなり、えぐみが増してしまいます。
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ずんぐりと太くて短いもの |
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先端の部分は黄色く、先が開いていないもの |
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形が丸いもので偏平でないもの |
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皮や切り口が湿ったものは新鮮 |
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周りについている泥が湿っているものも、掘りたてを示します。 |
※これらを目安に旬のたけのこを選びましょう。 |
キャベツは季節によって収穫される主産地が変わります、春は千葉、神奈川、茨城などで、夏から秋にかけては群馬、長野、北海道。冬は愛知、千葉、神奈川でキャベツはほぼ1年中収穫されます。
特に春に収穫されるキャベツは柔らかく、葉の巻き具合もふんわりと軽く、生で食べるのに適しています。キャベツの調理はあまり手をかけず、さっと茹でる、さっと炒めるくらいのほうがキャベツのおいしさ、甘みを感じられます。
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緑が濃く、ふんわりとしている。 |
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大きいけれど、持った時に軽い。 |
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つやとはりがあるもの。 |
※大きい外葉がついているのは鮮度が高い証拠。目安にしてみてください |
ひな祭りや卒業式など、お祝い事が多い3月。お祝いの席でもてなされることの多いのは「ちらし寿司」。卵やえび、菜の花など春の彩りも鮮やかで、見た目もあいまって華やかな気分で食もすすみます。酢めしが食べやすいせいもあるかもしれません。そんなお祝いごとのお寿司も、器や盛りつけを工夫することでさらに華やかに、おもてなし感も高まります。
今回は蓮華に手まり寿司をのせたり、かごやザルに大きな葉を敷いて器代わりにするアイディアをご紹介します。印象も変わるし、作り方も簡単です。集まりが多い時にこそヒントにして活用されてみてはいかがでしょうか?