「マリネ」という言葉は、本来は「調味液に漬けこむ」と言う意味です。肉や魚などを調理前に調味液に漬け込む(マリネする)ことで、臭みを取ったり柔らかくしたり、風味よく仕上げる効果があります。
今回は、マリネをして美味しくなるハーブチキンとタンドリーチキンのコツをご紹介します。
STEP 1 4人分のハーブチキンを作ります。 ジップ付きのビニール袋に塩小さじ2/3、粗びきこしょう小さじ1/2、白ワイン大さじ2、カレー粉小さじ1/2、にんにくのすりおろし1かけ分、生のローズマリー1枝、オリーブ油1/3カップを入れます。
STEP 2 鶏もも肉2枚はスジを切り、厚みを均一にし、調味液を入れたビニール袋の中に入れ、よくもみ混ぜ、冷蔵庫で60分おきます。 ズッキーニ1本は1cmの輪切り、オランダパプリカ(赤)1個分は食べやすく切っておきます。
STEP 3 フライパンに皮目を下にして鶏肉をマリネ液ごと入れ、中火にして4分、返して3分、弱火にして3分焼きます。同じフライパンでズッキーニ、 パプリカも焼きます。
STEP 4 鶏肉は食べやすく切り、野菜と一緒に盛りつけ、ハニーマヨネーズ(はち蜜大さじ3、マヨネーズ大さじ3、粒マスタード大さじ3杯)を混ぜたものをかけていただきます。鶏肉はふっくらやわらかく、皮はカリッ。
STEP 5 4人分のタンドリーチキンを作ります。 ジップ付きのビニール袋に塩小さじ2/3杯、薄力粉大さじ1杯、カレー粉、中濃ソース各大さじ2杯、生姜、にんにくのすりおろし各2かけ分、プレーンヨーグルト2/3カップを入れて、鶏骨付きぶつ切り800gを加えてよくもみこんで冷蔵庫で60分おきます。
STEP 6 天板にオーブンシートをしき、鶏肉、ミディトマト4個を並べ、220℃のオーブンで20~25分焼いてできあがりです。カレーの風味が移って冷めてもやわらかく、臭みもありません。