インターネット調査報告「男性のお正月料理に関する意識調査」

　ヤマサ醤油株式会社では､2008年10月11日（土）～13日（月）、30歳以上の男性400名を対象に、「男性のお正月料理に関する意識」についてインターネット調査を実施しました。その結果、おせち購入家庭が増えていると言われる中、男性は『おせちは食べ慣れた味で、手作りが良い』という願望を強く持っていることが分かりました。

　毎年おせちを食べている男性の中で、74.3%がおせちは手作りで食べたいと回答し、その理由として『食べ慣れた、手作りの味が一番』との回答が約8割という結果となりました。結婚年数別に見てみると、各年数ともに、『手作りのおせちが食べたい』と答えている割合が7割程度なのに対し、「結婚3～5年未満」の年数に関しては95％が手作りのおせちを希望しているという興味深い結果が明らかになりました。また、83.5%の人が毎年おせちを食べているという結果となり、その中の約9割が味に満足していると回答していることから、おせちを習慣としてだけではなく、好んで食している実態が浮き彫りになりました。男性は手作りの家庭の味でおいしく新年を迎えたいと思う傾向が強いようです。

　さらに、毎年おせちを食べている7割以上の家庭が、おせちを3日間（三箇日）分用意しており、元旦だけの形式的なものではなく、お正月の伝統にのっとって過ごしている家庭がまだ多く残っていることも分かりました。

　また、60代の約1割が自分でおせちを作り、誰の作るおせちが理想かという質問でも6%が自分と回答しており、他年代よりも、実際に男性がおせちを作る割合が高いことが判明しました。今後、団塊世代がリタイアして時間に余裕が出てくれば、おせちを作る男性が増えてくることも予想されます。

男性が好きなのは食べ慣れた味！74.3％の男性が手作りのおせちを希望

　おせち料理を手作りで食べたいと思うか、との問いに、既婚男性の74.3％が手作りで食べたいと回答しています。その理由として「食べ慣れた、手作りの味が一番」との回答が約8割でした（※おせち料理を手作りで食べたい主な理由は何ですか？の回答項目『食べ慣れた味が一番だから』：52.2%、『お正月は手作りのものを食べたいから』：25.2％を合わせた割合）。結婚年数別に見てみると、各年数ともに、『手作りのおせちが食べたい』と答えている割合が7割程度なのに対し、「結婚3～5年未満」の男性では95％が手作りのおせちを希望していることが明らかになりました。おせち購入家庭が増えていると言われる中、男性は家庭の味で新年を迎えたいという願望が強いようです。

おせちを『習慣』としてだけでなく、『味に満足して』食している人が約9割

　おせちを毎年食べているかとの問いに、83.5%の人が食べていると回答しました。また、その味に満足しているかとの質問では、9割の人が満足しているとことが明らかになりました。

団塊世代のリタイア後は、おせち作り？

　おせちを作る際、誰が主に作っていますかとの問いに、60代の約1割が自分でおせちを作っていると回答しました。また、誰の作るおせちが理想かという質問でも6%が自分と答えており、他年代よりも実際に男性がおせちを作る割合が高いことが分かりました。