人は寝ている間は体温が下がっています。朝起きて飲み物や食べ物を口にすることで体温や血糖値が上がり、脳や体中の機能にエンジンがかかります。
さらに消化器系が刺激されて、これが習慣になれば毎日のお通じも期待できます。
昼食までの運動能力と集中力を高めることにも大きく影響するので、学校や職場で
も朝ごはんを摂ることが良いと見直されています。
朝、ぱっと目が覚めず、起きられない人は活動するのに必要なエネルギー源、
血糖値を素早く上昇させてくれるパン食がオススメです。
血糖値の上昇は穏やかですが、腹持ちがよく、空腹感が少ないのはごはん食です。
皆さんはどちら派ですか?
日本の代表的な朝ごはんは納豆、のり、焼き魚、味噌汁でしょうか?
海外の普段の朝ごはんはどんな様子なのでしょう。主食だけでもアジアには麺、マントウ(小麦粉に酵母を加えて発酵させた後、蒸して作る一種の蒸しパン)、お粥[お粥には油条(ヨウティヤオ)という揚げパンがつきます]などがあり、アジアのバタバタした忙しい朝にはぴったりです。
フランス、イギリスはバケットやクロワッサン、アメリカはシリアルやベーグル、朝から甘いドーナッツなどと様々です。
特にイギリスは朝食にたっぷりと時間をかける伝統的な朝ごはん(パン、ジュース、コーヒーのほか、ハムや卵などを取り合わせた朝食)の習慣があり、平日は簡単にトースト等で済ませ、週末にこの伝統的な朝ごはんをゆっくりと食べるそうです。(イングリッシュブレックファストと呼ばれています。)
日本 |
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納豆、のり、焼き魚、味噌汁 |
アジア |
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麺、マントウ、お粥 |
フランス・イギリス |
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バケット、クロワッサン |
アメリカ |
⇒ |
シリアル、ベーグル、ドーナッツ |